バックカントリー雪崩対策 ビーコンとは?
【シングルアンテナ(アナログ)とマルチアンテナ(デジタル)の特徴】ビーコンはバックカントリーで行動する人たちにとっては、もはやマストアイテムのひとつですが、 使い方を知らないと宝の持ち腐れとなります。
各メーカーから様々な機種が発売されていますが、自分が持っているビーコンの特徴や電波特性を知ることは、 的確な捜索活動を促し、捜索活動の時間を短縮することができます。
大きく分けると(デジタル)と(アナログ)に分けられますが、どちらも電波をキャッチすることは同じです。
大きな違いはそのアンテナの数と表示方法にあります。
【シングルアンテナ】の場合、アンテナは1本で、キャッチした電波の強弱を複数のダイオードと 音の強弱で表示する方式をとっています。
【シングルアンテナ】は受信範囲が広いのが特徴です。
その受信範囲は80mと広く、かなり離れた距離の電波をキャッチすることが可能です。
大規模雪崩、大きなデブリや雪崩の距離が長いなどの捜索範囲が広いときに有効です。 (気象条件によっては受信範囲は狭くなるときがある)
この特性からシングルアンテナにこだわるバックカントリー愛好家は多い。 しかし、使い慣れるまでに練習時間を多く取る必要がある。
【マルチアンテナ】は複数のアンテナが内蔵され、受信した電波をマイクロプロセッサーで解析し、 液晶やダイオードなどで距離と方向を表示します。
デジタル表示されることから、デジタルビーコンと呼ばれます。距離と方向が表示されることから、 捜索のスピードが速い。また操作方法をマスターしやすい。しかし、受信範囲が50〜60mと狭く、 気象条件によっては30m以下になるときもある。捜索のときは、この受信範囲を頭にいれて、 捜索方法を組み立てなければならない。
